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[中野七頭舞]


中野七頭舞は岩手県の 岩泉町小本の中野地区 に伝わる芸能です。踊り手は7つの持ち物それぞれに2人ずつ14人一組が基本です。リズミカルで親しみやすいメロディーで、ダイナミックに飛び跳ねる。伝統芸能なんて少々かび臭い言葉では収まりきれない、むしろモダンダンスにも似た激しさが七頭舞の魅力です。手に手に刀や長刀などの七つ道具を持った踊り手がその道具を高く掲げ、思い切り足を伸ばし前後左右に跳ね回わるのを見ていると思わず自分も跳ねてみたくなります。七頭舞では毎年夏に講習会を開いて、踊ってみたいという人に指導をしています。毎年200人以上が全国から参加します。 


七頭舞は比較的その歴史がはっきりしています。天保年間(今から150〜160年くらい前)に岩泉町中野に生まれた黒森神楽の神楽太夫、工藤喜太郎が神楽の舞の一つ『シットギジシ』(神楽の一行が神楽宿となる家に入るときに踊る演目)を基に江戸時代の末頃から明治初めにかけて作り上げたといわれています。その工藤喜太郎が大正の初め頃八十数歳の天寿をまっとうしてなくなったときの葬儀の際には七頭舞を踊ってその霊を送ったといわれ、今もその時のことを覚えているというお年寄りがいます。

その後昭和12年、日華事変が起こった頃から一時、芸能どころではないということで一時中断されますが、昭和23年に地区の青年たちが七頭舞を復活させようと、戦前に踊っていた人たちの指導を受け練習を開始、今の七頭舞の基礎を作りました。もっともその年はお祭りの前日アイオン台風が日本を襲い、お祭りどころではなくなってしまったそうですが。


現在の中野七頭舞保存会ができたのは昭和51年、今から20数年前になります。最近では、年に50回近い公演と、同じくらいの民俗舞踊研究団体への指導をこなしています。岩手で開かれた国民文化祭や世界アルペン盛岡・雫石大会の開会式など、県内外の全国的イベントにもひっぱりだこです。 

中野七頭舞保存会

代表者

阿部一雄
岩手県下閉伊郡岩泉町小本字上中野
TEL 0194(29)2762

設 立

昭和51年4月

会員数

58人



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