「みずさわ観光サポーターの会」紹介
にぎわいとやすらぎを体感できるまち水沢

 
 日高火防祭は、水沢を代表する祭りとして桜の咲き乱れる季節に、全市をあげて繰り広げられ、防災の願いを込め、300年の歴史を今に伝える祭事です。一大絵巻の中で奏でられる古式豊かな格調高い囃の音曲は、岩手県の無形民俗文化財に指定されています。
 町印を先頭に街をねり歩く6つの打ちばやしと9台の屋台は豪華絢爛そのもの。中でも、本祭の宵を迎え、ぼんぼりの灯りにつつまれた屋台相互の「相打ち」は祭りのクライマックスで、その艶やかさは観る人の全てを魅了させます。

 駒形神社の春の例祭として行われる幼い男児を主役とした騎馬武者行列は、源頼義、義家親子の故事にあやかり、子供の健やかな成長を願いながら市内をねり歩きます。50騎を超える甲冑馬上の姿は、幼い子供達の中にも凛々しさがうかがえます。

 明治11年、蓑虫山人が設計したとされる水沢公園では、岩手県の天然記念物に指定されているヒガン系桜樹群の古木をはじめ、約500本の桜が見事に咲き乱れます。園内では、毎年4月中旬から5月初めの連休にかけて「水沢公園桜まつり」が行われ、花見食堂センターや露店などがたちならび、桜とともに来場者を楽しませています。
 また、5月中旬には、レンゲ色のツツジなど花の香が漂う園内で「水沢公園ツツジまつり」として野点などが行われています。



 

 市民のエネルギーや商人の心意気を結集して燃え上がる「夏まつり」は8月上旬に駅通り等を歩行者天国にして開催され、「親子みこし」や「水沢地方太鼓連大競演会」、歴代の厄年連による「干支和まつり」、「水沢ざっつぁかまつり」などが開催されています。また、8月中旬には、水沢競馬場を会場にして1万発の花火が打ち上げられる「水沢の花火大会」が開催され、県内外より多くの観光客が訪れています。





 
 昭和29年に高知市で始まった「よさこい祭り」は、札幌市の「YOSAKOIソーラン」をはじめ、全国各地に広がりを見せ、今では200カ所以上のイベントやお祭りでよさこいが取り入れられていますが、水沢では平成14年に「YOSAKOI in 水沢」を開催し、その後全国各地の参加チームの協力を受けながら毎年行われています。「YOSAKOI in 水沢」は、正午から午後8時まで駅通りを中心とした市内4会場それぞれでエネルギッシュな踊りが披露され、「秋の商人まつり」とともに来場者を楽しませています。

※今年(2013年)は10月5日(土)から6日(日)開催
 かつて田茂山とよばれた市内羽田町は「水沢鋳物発祥の地」とされています。今から900年ほど前、平安時代の末期に藤原清衡が近江の国から鋳物師を呼び寄せ鋳造を始めたといわれ、その後江戸時代には伊達藩の保護を受けて鋳物の一大生産地として全国に広く知られるようになりました。
 現在では、鋳物の歴史と伝統を広くPRすることを目的に、奥州市鋳物技術交流センターを会場に「奥州市南部鉄器まつり」が開催され、4割引の鋳物市などが行われています。

 「奥州市水沢産業まつり」は「商工部門」と「農業部門」に開催日を分けて実施されており、「商工部門」は10月第4土・日曜日、「農業部門」は11月上旬(予定)に開催されています。
 「商工部門」の産業まつりでは地元産品の展示即売をはじめ秋田・岩手交流物産展、岩手県品産品のうまいもの市など様々なイベントが開催されます。特に水沢の姉妹都市である北海道長沼町のジャガイモの即売会は1箱10s入のジャガイモ約3,000箱が瞬く間に完売するほどの人気を見せています。
 「農業部門」の産業まつりはJA岩手ふるさと水沢地域センター前で開催され、JAの協力のもと、地元産直グループ等による新鮮な野菜の販売、水沢米や水沢牛の試食販売、花壇苗の特価販売などを行います。

 秋まつりの一大イベントとして人気を博している「水沢グルメまつり」は「奥州市水沢産業まつり」併催で、水沢公園に特設会場を設けて開催されます。
 鋳物の街水沢の特色を活かして製作された日本一のジャンボ鉄鍋は、直径が3.5m、重さ5トンの大鍋で、里芋600kg、鶏肉320羽分などを材料に、6,000人分の芋の子汁が振舞われます。





 
 天台宗の古刹、妙見山黒石寺において行われる蘇民祭は、薬師信仰千古の歴史にのっとる「東奥の奇祭」として毎年旧正月7日夜から翌朝にかけて行われます。
 災厄を払い、五穀豊饒を願う裸参り(夏参りともいう)にはじまり、柴燈木登り、別当登り、鬼子登りが夜を徹して行われ、翌暁に繰り広げられる蘇民袋の争奪戦がこの祭のクライマックスとなります。厳寒をものともせず裸の男たちのエネルギーが激しくぶつかり合います。